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  医療現場のお客様から
  「保冷庫をまとめて更新したいが…」提案・要望書のご依頼

  患者様の貴重な検体などを保冷保管する機器約30台のなかで、経過年数が特に長い機器をできるだけ多く更新したいとのご相談を受けました。
  機器を購入された当時の価格と、物価上昇による現在の価格には大きな開きがあることから、お客様にとって金額面でのメリットは難しいと判断。
  そこで、環境への配慮とランニングコスト面に着目し、現在ご使用中の機器と後継機種との性能差を示すために、年間の電力使用量の削減率や年間CO2削減率を1台1台細かく算出。
  省エネ率・CO2削減率の『リスト化した提案書』を提出させていただきました。
  データの見える化で、お客様に満足していただき、全ての台数の約4割の機器を更新する運びとなりました。

  

学生実習用顕微鏡の整備
既存機の経年劣化による必要な入替台数の把握
学生実習用の顕微鏡が十数年経過しているものが多く、今後の実習に支障をきたさないように整備をしていきたいとのご相談を頂きました。これまでの弊社の顕微鏡の販売実績により、点検から入れ替えまでお任せいただけることになりました。まず、弊社スタッフによる１台ずつの点検の後、入れ替えが必要な台数を決める必要がありました。かなりの数の既存機がありましたので、毎日数十台ずつに分けて、修理可能・不可の選別作業を行ない、同時にパーツの有効利用などのご提案もさせていただきました。
今回の対応にお客様から高い評価をいただき、別の実習用機器（実験台、モニタ、カメラシステムなど）の商談の機会もいただくことができました。


機器の機種選定のご相談
ケルダール蒸留滴定装置の更新
窒素・タンパク質を分析できる「ケルダール蒸留滴定装置」の更新に伴い、お客様より機種の選定のご相談をいただきました。
ケルダール法は昔から使われている分析法ですが、サンプルを硫酸と混合して長時間加熱することが必須となります。
加熱する際に酸性ガスを発生するので局所排気装置内で使用しなければならず、また、有毒な廃液も出るためその管理も必須でした。
そこで、様々なメーカーに確認を行ない、「炭酸ガス（CO2）でも分析精度に問題がない」メーカーを見つけました。お客様のサンプルを送付し、分析精度に問題ないかを確認をした上でお客様にご提案をさせていただき、装置の採用につながりました。